Hiroshige’s The Fifty-Three Stations of the Tōkaidō (HD)
『東海道五十三次』(1833年)は、安藤(歌川)広重の出世作です。当時、江戸では旅行ブームがおこり、『東海道中膝栗毛』が読まれ、多くの観光ガイドが出版されました。その人気の頂点が『東海道五十三次』でした。広重は、日本の風景を、壮麗に、しかも叙情的に描き、「客体の自然」ではなく、「交感する自然」として捉えました。図は宝永堂版を高細精スキャンした画像です。解説と地図をながめながら東海道の旅をお楽しみ下さい。